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『バトルギア4』は2005年6月にタイトーよりリリースされたアーケードカーレースゲームである。バトルギアシリーズとしては第4作目、前作サイドバイサイドシリーズから数えると6作目となる。2006年11月28日からは、登場車種やコースを増やし、ゲームシステムや筐体の設備などを改良した「バトルギア4 Tuned」が稼動を開始した。バトルギア4 Tunedが、バトルギアの最終作となることを当時のカタログで発表している。 なお、バトルギア4 Tunedの発売から9年(バトルギア4は10年)が経過した2015年現在の時点でも、過去作とは違い家庭用ゲーム機には移植されていない。 == 概要 == === 筐体 === バトルギア4の筐体はスタンダード筐体のみ、バトルギア4 Tunedの筐体はスタンダード筐体とプロフェッショナル筐体の2種類が存在する。両筐体ともTAITO Type X+を採用しており、音声システムも5.1chサラウンドシステム(TXSURROUND:TAITO Type X SOUND SYSTEM)を採用している。実車をイメージした筐体にはロールバーがあしらわれているのが特徴である。スタンダード筐体ではモニター右横、プロフェッショナル筐体ではコイン返却口横にキーベンダーが配置されているが、コイン投入口はゲームプレイ用とキー購入用とで分かれているため注意が必要である。 スタンダード筐体のコクピット部分は位置調節が可能なシート、フィードバック付きステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、サイドブレーキレバー、スタートボタン、視点切替ボタン、ハザードボタン及びキー差込口という前作の装備に加え、左のシフトレバーの奥にオーバーテイクスイッチ(別名ステキスイッチ、略称「素敵」と呼ばれる)が追加されている。このスイッチはノーマルカーでは機能せず、エンジンのチューニングレベルが3以上であるか、セッティングセレクト画面でチューンドもしくは特別仕様車を選択することにより使用可能になる。このスイッチを押下すると自然吸気エンジンではナイトラスシステム、ターボエンジンではスクランブルブーストとして使用でき、一定時間エンジンの出力が上がる。〔Tunedからはモーションブラーがかかるようになった。〕 プロフェッショナル筐体は前述のスタンダード筐体と比較して、クラッチペダルの追加、6速Hパターンシフトレバーの採用、ステアリングのロック・トゥ・ロックの増大、サイドブレーキレバーの位置変更、画面及びスピーカーの大型化などの改良が施されている。クラッチ、Hパターンシフトの採用により実車さながらのシフトチェンジを楽しめるようになった。(ただし、半クラッチは省略されている。)また、画質もスタンダードよりも良い。〔解像度の上昇により、3Dモデルやメーターの粗が目立つ事もある。〕しかし筐体本体の価格が極めて高価な為、稼働当初において全国規模で数えてもわずか数十台ほどしか稼働していない。しかしその一方で海外市場に多数輸出されていることから、実質海外向けに製造された筐体ともいえる。 現在では、2008年以降のイベントレースと2009年以降最新の店舗イベントが行われなくなったことに加え、前述の通り発売からかなりの年数が経過していることによる筐体の老朽化などの影響もあり、オンラインサービスが継続中であるとは言え日本市場においては不採算店舗を中心に本作が撤去されていくケースが後を絶たない状況にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バトルギア4」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Battle Gear 4 」があります。 スポンサード リンク
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